「保育園は働く親の為のもの」
物騒なタイトルから失礼。
kintounでございます。
本筋は、また後で。
長女(6歳)が小学校入学、次女(2歳)が保育園入園の問題で揺れていた、この春。
私は相当煮詰まっておりました。
長女は軽度の広汎性発達障害だと言われています。
私はそれが…よく分からない。
我が子は長女と次女の2人しかいないので”子供”ってこんなもんだろうと思っていましたし…”子供”の専門家の医師がそう言うんですから、きっとそうなんでしょう。
kintoun自身も、長女と同じく広汎性発達障害なのではなかろうか、と言われております。
生きにくい人生、生きにくい世の中でござんす ![]()
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その、煮詰まっていた春。
私はインターネットの世界で、
”普通”になる
というキーワードばかりを探しておりました。
『発達障害』・『アスペルガー』のサイトを探しては、この先長女はどういう経過を辿っていくのか、障害は早期に解決するのか、…もっと言えば、”普通”の人になる可能性はあるのか…そんなことを、読み耽っておりました。(あえて”障害”と書かせていただいております…)
長女のことを見るようで、自分のことを見るようでもあり。
自分がこうだから、長女も…?という疑問もあり。
長女には、自分と同じ轍を踏んでほしくないという思いもあり。
”普通”という、朧げ(おぼろげ)なイメージに固執しておりました。
そんな中、保育園の園長先生が私を御自宅へ誘って下さいました ![]()
御自宅、といっても、園長先生には持ち家が2軒あり、誘って下さったほうは、
『親子連れが来て遊ぶ専用の家』
でありました。
スゴイ園長先生でしょう。
本当に…正直、最初は宗教絡みや商売絡みのウラがあっての”いい人”なのかと…失礼ながらそう疑っていた部分があったのですが、この園長先生、どうやらまっこと、ウラのない、確かなモットーを持って保育をしておられるようです。
多分、そのモットーは…
『子供を豊かにするためには、その御家庭ごと豊かに!!』
なんだろうと思われます。
おっと、話が脇道にズレましたが、煮詰まっていたその頃、休日、園長先生の御自宅へ母子3人で遊びに行き、不可思議な時間を過ごさせていただくことができました。
私は場所慣れできず、家の中で物凄い緊張を抱き。
長女と次女は場所慣れして、園長先生と一緒に家の中を探検させてもらう。
あんまり強い負荷がかかったせいか、園長先生の御自宅へお伺いした時のことを、殆ど覚えていません。
今でも夢だったような気がするんです。
汗ばっかり掻いていました。
でもそのおかげか。
”普通”というものにこだわっていた、その時の私の心は、非日常の行動をしたことにより随分薄らいでいきました。
ケセラセラ。
なるようになる。
…あれから今日まで、”普通”をキーワードとするサイトは開いておりません。
またそのうち、自分が冷静になって見つめられるまで、きっと開きはしないと思います。
さて。
引き続き園長先生のお話なんですが。
御自宅訪問の直後ぐらいに、私、園長先生から問い合わせを受けて、このブログを園長先生に見せました。
コメント欄は見せていないです、大丈夫 ![]()
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園長先生が私に問い合わせたのは、私を、知り合いのアニメーション会社に紹介する為でした ![]()
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時々、園の子供たちと絵のお手紙交換をしていて。
長女の卒園文集にも、我が家族の似顔絵を描いて。
長女の学童保育の現場に、絵を飾っていただいて。
それで…アニメーション会社の仕事のお話を園長先生から聞き、
「パソコンに描いたものもあります」
ということになって、ブログの絵を見ていただいたんです。
…結局、そのアニメーション会社は、
「締め切りが近付くと、夜まで残業になります」
という理由でアカンかったんですけど。(いやその前に…私、基礎も何にもないですから…そりゃ断られますって!
)
そのありがたいお話をいただいている最中にも、実は昔のことが思い出されてしょうがありませんでした。
数年前…今の園長先生の一期前の園長先生のお話です。
次女が生まれ、産前産後、実家に戻っていた私が長女と生まれたての次女と共に我が家へ帰ってきた頃。
長女の保育園にも、春休みが訪れようとしておりました。
生まれて間もない次女を抱えて、でも長女は4歳の暴れたい盛りで、自由に遊ばせてやることもできずに…保育園から渡された、
『春休みの保育の希望票』
に望みを託しました。
3月○日 保育を希望する ・ 保育を希望しない
…
4月○日 保育を希望する ・ 保育を希望しない
そんな表になっていて、どちらかに○をするものでした。
私は、白紙のまま園長先生の元へ持参し、
「下の子が生まれたばかりなので、上の子を満足にお世話できません…上の子を家に閉じ込めておくのも可哀相です…できれば、保育をお願いしたいのですが」
と伝えたのですが。
返ってきた言葉は。
「あのですね~、保育園は働いておられる親御さんの為にあるものであって、春休みのこの希望票も、働いておられる親御さんを対象とした用紙なんです。残念ですけど」
…。
そんなぁ。
じゃあ何で、私にも渡したのさ~ ![]()
つらい。
でも。
園長先生の目の前で、その希望票の
『保育を希望しない』
全てに○をし、用紙を渡して…ベビーカー押し押し、とぼとぼ保育園を後にしました。
”規則”
今の園長先生が着任される前…一期前の園長先生の時代は、本当にこの”規則”ガチガチの保育園だったように思えます。
仕事をしていない親が子供を保育園に預ける場合は、必ず3ヶ月以内に就職先を見つけて『就労証明書』というものを提出しなくてはならなかったり。
就職先が見つからなかったら、子供は退園処分になったり。
社会不況だとか、途中退園になるとせっかく馴染んだ子供が可哀相だとか、そういう考慮の一切ない保育園でした。
別に、入園待機の子供がいる訳ではないんです。同じ市内の別の保育園でも、
「お子さんを保育園に預けませんか?」
なんて園長先生自らが小さい子供のいるお宅に訪ねて回るぐらいの、子供過疎の市内なんで。
…やっぱり、一期前の園長先生自体が”規則”に縛られていたんだと思われます。
とはいえ。
「正社員のまま働きたいので、夕方5時過ぎまで子供を預かって下さい」
という別の保護者の申し入れに、
「あなたの家以外にそんな時間まで子供をこの保育園に預けている家はないです。祖父母に頼むか、仕事を考えたほうがいいと思います」
と無下にしていた保育園だったので、”規則”というのも自分たちの”就業規則”だったのかも知れませんが。
多分。
『保育園は働く親の為のもの』
でありつつも
『保育園は働く自分たちの為のもの』
だったのかも知れません…。
でもまぁ…そりゃそうか。
働く親あって、税金あって…自分たちに反映されるんですもん…。
そして…自分たちにも家族があるもんだから、なるべく早く帰りたいですわな…。
そんな感じで、一期前の園長先生の時代は
『自分たちありき、よって、働く親ありき…の保育園』
だったような気がしていました。
正直、何だかとても冷たい雰囲気の保育園でした。
”子供”という存在があれば、本当は温かい雰囲気になるハズなのに。
…でも、今。
保育士さんは変わられました。
いや、メンバーがというのではなく、2年前に今の園長先生が着任される前後も面子はあんまり変わっていないのに、保育園の雰囲気と保育士さんの雰囲気が変わったなぁ、と本当に実感しています。
夕方4時にはもう子供が居なくなっていた保育園では。
今は無償で子供を暗くなるまで預かって下さる。
夕方5時になるとアッという間に帰っていた保育士さんたちが。
今は就業時間を過ぎても職員室で今後の保育のミーティングをしている。
日中誰も寄り付かなかった保育園には。
今は保護者が相談者となり回答者である園長先生を取り合っている。
『仕事としての保育』
ではなくて
『子供のため・家庭のための保育』
をして下さっていると、それが温かく肌身に感じるんです。
それはきっと、今の園長先生自らが実践して、他の保育士さんたちに多大なる影響を与えているよりほかないと思うのです。
『上に立つ人は重要』
『1人の人間の力は偉大』
…そう思います。
まっこと、そう思います。
それで。
私も求職活動を暫くしておりましたが。
まぁぁぁこの不況、就職先なんて全くなく。
仕方がないんですよね。
核家族なもんだから、
土日祝休み
朝9時~夕方4時以内(希望)
家からそう遠くない距離
…そんな条件で探してもヒットする訳もなく。
いや、ありました。実は。3件程。
でもそれには『簿記有資格者』『CADの使用必須』『ワード・エクセル上級者』など、専門的な知識を有している人限定のもので…それが無い私は…断念。
そんな中、児童相談所の育児相談担当の方から、
「学校に通ってみませんか?」
という勧めがありました。
…最初の内は…
『いや~保育園なんだもの、「働く親の為のもの」なんですし…無理でしょう』
と一期前の園長先生を思い出して躊躇していたんですけど。
今の園長先生は1つ返事でOKを出して下さいました ![]()
それで。
適性と面接の試験を受けまして。
合格発表がありまして。
私。
技術専門学院の簿記会計・パソコン科へ通えることになりました。
期間は7月初旬から11月終わりまでなんですけど。
がっつり学んで来ようと思っています ![]()
きっと、一期前の園長先生の時だったら、学校に通うことなんて考えもしなかったと思います。
それに、考えたとしても、多分却下されたんじゃないかな。
悩んだんですよ。求職活動をしている最中に。
児童相談所の育児相談担当の方から勧められたとはいえ、我が家の経済状況、即働くことに対するメリット・デメリット、今後の見通し…色々。
それに、
「保育園は働く親の為にあるもの」
という、遠いあの日の(前)園長先生の言葉。
でも、今働いても、そりゃ確かに一時は我が家の経済状況は潤うかも知れない。
しかし何の資格もなく、また不況がやってきて…ぽ~んとクビにされてしまったら…次に仕事を探す時は相当苦労するだろうことも分かってる。
それに…自分のことを考えても、これがきっと資格を取る最後のチャンス。
そんなことを考えている時に、今の園長先生が1つ返事でOKを出して下さったことにより、考えが大きく前進したんです。
本音は、多分、園長先生だけじゃなく、市全体的に考えても、保育園に子供を預けている親は働きに行っているほうがありがたいに決まってる。
だって…改めて書きますが
働きに行く
↓
収入を得る
↓
税金を納める
↓
税金によって市も潤う、保育園も潤う
↓
引いては保育園職員の方々への支給に繋がる
そういう流れなんですもん。
それが分かってるから、自分のことも含め、色々躊躇したんですが。
今の園長先生のOKで救われて。
ありがたや。
まっこと、ありがたや。
…だもんで。
今の私の目標としましては。
技術専門学院で学び、簿記会計とパソコンの有資格者になって、就職先を見つける。
願わくば、それが終の仕事でありたいと思っています。
それがきっと、園長先生並びに保育園の職員先生、児童相談所の育児相談担当の方、我が家族…みんなへの感謝の意に繋がるのかな、と。
そう思っておりまする。
それと。
できれば。
園長先生の寛大なOKに感謝をしつつ…ちょっと大きめの、”願わくば”。
『保育園は働く親の為のもの』ではなく。
『保育園は経済的・身体的・心理的に保護者が保育できない時の、保育の代行の場』であってほしい。
『保育園は保護者から託された子供の為のもの』であってほしい。
そのことが”当たり前”と周知されるような、世の中になってほしい。
…う~ん、確かにちょっと大きめの”願わくば”だな。
私は、今の園長先生が我が子の通う保育園に着任して下さって、まっことありがたいと思っています。
長女の広汎性発達障害のことも…最初に園長先生からお話をいただいて、児童相談所への面談を勧められて…した時は本当に驚いて不信感タップリになってしまいましたけれども。
今は、長女に対して保育園側も、小学校側も、長女の特性を理解して非常に上手い付き合い方をして下さってることが分かるから…やっぱり、専門的な力に頼って本当に良かったと思えますし。
次女の広汎性発達障害疑いのことも…今、保育園に入って、次女は身体面・精神面共にメキメキと成長して…未満児組から入園したことを、本当に良かったと思いますし。
運のいい巡り合わせが、ここにあったのだ、と。
本当に、そう思っています。
神様、仏様、園長様…本当に、ありがとう。
考えると、恐ろしい ![]()
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前進するキッカケを、園長先生が作って下さったワケですし。
私も、前進しなきゃ、です。
まずは、学校です ![]()
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またまたの長文、読んで下さいまして、ありがとうございました ![]()
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